いよいよ移転も大詰めとなった8月半ば、4年前まで資材倉庫最寄りのバス停があった「森の中」に、新たなバス停を見つけました。

廃止バス停跡地に、新たなバス停?
驚いて説明書きを読むと、平山乗合タクシーの名前とともに、問い合わせ先として鹿野西岬タクシーの会社名がありました。
早速電話をしたところ事前登録が必要とのことのことで、その方法を聞くと「自治会長に聞いてほしい」とのこと。当社は当地に38年居を構えるも、残念ながら地元自治会とは交流がありません。地元在住ではないので存じ上げない旨を伝えたところ、市役所へ相談するよう促されました。
そういえば、停留所の案内にも「社会実験全般に関するお問い合わせ」先として千葉市役所が書かれていました。そこで市役所交通政策課に電話をしたところ、だれでも登録可能で「ぜひ使ってほしい」とのこと。さらに話を伺うと、乗合タクシーは緑区高津戸町などで先行事例もあるそうで、バスが廃止された平山地区でも地元から要望があり、社会実験として乗合タクシーを運行することになったとのことでした。なお、これは昨年11から来年3月までの期間限定とのことで、その後は利用状況を見ての判断になるそうです。
ちなみに最寄り停留所の名前は「水砂入口」。以前の千葉中央バス(現 京成バス千葉イースト)時代の「長谷部」と異なりますが、特に意図はないそうで、ルートも当時のバス路線を踏襲しているわけではなく、要望のあった場所を結んだそうです。「長谷部」バス停について当時運転手から聞いたところによると、ここは往時の地主邸正面入口だったそうで、我々夫婦以外は全く利用されていなかったそうです。今回の乗合タクシー乗り場選定にあたっては、もしかして我々が乗ると思われていたかもしれません。

在りし日の長谷部バス停
冠水注意の看板先は今年3回車が水没
以上の経緯を聞いて早速夫婦で登録したものの、新事務所への移転まであと1か月。運行は毎週火、金の2回で目的地別に2便設定され、水砂入口は行き(上り)朝9時2分発、帰り(下り)鎌取駅発13時のみ。地元高齢者の皆さんが病院に通院する時間帯に設定されていますが、仕事でこのダイヤに合わせて動く予定はありません。
そういえば! 私も年相応に健康診断で再検査を勧められるも、腰が重い状態が続いていました。これも何かの縁。引越でバタバタする中「今日は通院で中抜け!」と当日に電話で予約をお願いしたところ「空きあり」とのこと。そのまま資材倉庫から3分歩いて定刻5分前にタクシー乗り場に着くと、すでに待っていてくれました。

旧バス停は緑のトンネルの中の微高地
その後、旧「長谷部入口」バス停跡地の乗り場からご高齢夫婦も乗車。常連さんとのことで、日常の足として頼りにされていることがうかがえます。なお、以前の路線バスは廃止後も市営墓地の平和公園まで年末年始、春秋彼岸、新旧盆(1,3,7,8,9,12月)に季節運行されていますが、日常の足にはなりません。
ご夫婦とは、帰りの便も鎌取駅タクシー乗り場からご一緒。ちなみに運賃は片道500円、往復1,000円は以前のバスの倍、通常タクシー料金の3分の1です。

平山乗合タクシーの目印はピンクのステッカー
さて、この乗合タクシーを運行する鹿野西岬タクシーは、エミタスグループ。その代表を務める関口社長とはご近所さんで経理者の大先輩ですが、出発式でテープカットを行っていました。そこで話を聞いたところ、バス廃止ラッシュに伴い各地から相談があるとのことで、地域貢献のため「できる限りのことを」と積極的に取り組んでいるそうです。
高校生のアイデアが実現!?
思い起こせば4年前、バス廃止が公表されたのと時を同じくして地元敬愛学園高校1年生の総合学習inagemageでサポーター(社会人講師)のお誘いがあり、本件をお題として取り上げました。当時の生徒は「タクシーに乗ればよい」と発表していましたが、これが市の社会実験という形で実現されていました。今年も2学期からinagemageに参加します。今年のお題は「当社引越後の地元マーケティング」。高校生1年生の柔軟な発想に期待です!










