前回からの続き
資材倉庫最寄バス路線の千葉中央バス平山線が7月15日付で廃止になりました。同路線は土日の日中のみ市営墓地である平和公園を経由しますが、ここは父が眠る場所。資材倉庫からは歩いて20分ほどですが、墓の前から事務所までの直通バスが走ります。その内バスで父の墓参に行こうと思っていましたが、一度も利用することなく廃止となってしまいます。ラストチャンスは7月10日の日曜日ということで、最後に乗りに行きました。
千葉中央バス平山線は、千葉市若葉区コミュニティバスの「いずみ号」と接続されています。以前にも一度乗ったことがありますが、今回は自宅からバス→バス→モノレールでいずみ号始発の千城台駅まで向かいました。
9時57分発のいずみ号には、私や地元客の他にバスマニアと思しき男性が1名。さらに、乗り継ぎの熊野神社バス停では5名のバスマニアが集っていました。
ここ始発の鎌取駅行きバスに乗り、「平和公園南口」のバス停で降車しました。
平和公園は市営の墓園ですが、丁度7月の新盆と重なりそこそこ来園者もいます。次のバスまで4時間弱。墓の周りを掃除し、木陰で本を読みながら時間を潰します。
午後3時、次の鎌取駅行きのバスが来ます。平和公園と当社の水砂折返しの両方を経由するバスは、これが最後の便です。
記念に自分のスマホで動画を取ってみました。個人的に、これが自分のYouTubeデビューです。
なお、鎌取駅からの平和公園循環バスは今後もお盆やお彼岸などに臨時運行予定とのことですが、東金街道に面する正門側には千葉駅からバスが頻発し、園内は管理者が無料循環バスを運行していることから、いつまで継続されるかは未知数です。。
そして最終日、鎌取駅から長谷部までバスで出退勤を行いました。本日が本当の最後、電車路線の廃止なら「葬式厨」も大挙して押しかけるところでしょうが、ここでの乗客は往復とも自分一人だけ。担当する運転手さんとは顔なじみでもあり、最後に車窓を動画で録画しました。
なお、翌日にはバス停も撤収されていました。千葉中線も廃止
なお、同日付で誉田駅=千葉中=土気駅のバス路線も廃止されました。こちらも最後に乗ってきましたが、鎌取路線以上に閑散としていました。
折しも、輸送密度が少ない沿線自治体に対しJR各社が協議を申し入れたことがニュースになっています。今後全国でこのような公共交通路線の廃止が続くことでしょう。これに対する解決策を見出すことが、自分の社会的使命のように勝手に思い込みつつ、車通勤生活を続けています。