コロナウィルス感染防止のための緊急事態宣言発令中です。
「テレワークで期せずして働き方改革が進んだ」
「自粛で売上が消滅し事業継続の危機を迎えている」
「普段以上に多忙となり感染リスクに直面している」
コロナ禍で見える景色は職種によりそれぞれでしょう。私個人としては転職の振れ幅が大きくそれぞれを経験しましたが、現在は下請工事屋。業務遂行は発注者次第ですが、千葉県内の現場についてはほぼ通常どおり行っています。ゴールデンウィーク(今年はステイホームウィーク?)には、当社担当者も資料作成等の一部業務についてテレワークを試験的を開始します。
こんなタイミングで、究極の「何があっても通常業務」を求められる警察、救急からそれぞれお仕事をいただきました。
まず、3月に千葉県警察東葛方面6署36か所の交番監視カメラ設置工事を落札しました。公共工事としては、一昨年の県立千葉高校電話交換機工事以来です。「交番襲撃」という、以前では考えられなかった事件をしばしば耳にするようになりました。当たり前ですが警察官も人間、不死身ではありません。私自身、自治会を通じて地元で防犯指導員を務めた縁もあり、応援団の心意気で各警察署を回っています。
今設置場所決定のため各交番を実査中ですが、交番という建築物の意外な多様性に驚いています。40年にわたり連載された「こち亀」に続き、現在も「ハコヅメ」という交番を舞台としたマンガが人気を博していますが、その中に交番自体を見守るカメラが描かれる日が来るかもしれません。
また、4月には千葉市消防局救急課様から見積合わせの依頼をいただき、縁あって次期救急情報共有システム用の本部用タブレット端末の一部を納入することとなりました。
救急車内や本部で救急隊員の皆さんが病院搬送などのための情報を共有するものですが、情報システムは会計処理上の都合もあり一般的に5年で更新されます。そのタイミングがコロナ禍による緊急事態宣言発出と重なるとは、担当される皆さんの心中を察するに余りあります。私も前職は一応システムコンサルタント。以前とかかわり方は違いますが、スムーズなシステム移行に微力ながらお役に立てればと思います。