創業50年。千葉で防犯、電気工事を楽しみ、腕を磨いてきました。これからも確かな技術で安全と安心をお届けします。

先輩インタビュー 二宮考之郎さん、渡邉浩哉さん

  • HOME »
  • »
  • 先輩インタビュー 二宮考之郎さん、渡邉浩哉さん

二宮考之郎さん 令和3年入社 ポリテクセンター電気設備科修了
渡邉浩哉さん 令和4年入社 同

お二人はポリテクセンター千葉の同期ですね

二宮さん はい。求職者を対象とした7か月の職業訓練コースですが、就職が決まった人から退学します。同期が仲良いのは珍しいようです。

ポリテクセンターでは、どのようなことを学ぶのでしょうか?

二宮さん メインは第二種電気工事士資格の取得であり、受験対策として電気工事に必要な知識、技能を学びますが、受験結果の発表は修了後になります。他に自動火災報知設備、シーケンス制御、CADなどの関連技術、また最初にビジネスマナー研修もありました。

渡邊さん 逆に防犯カメラや通信設備などの授業はなく、当社で初めて知ることも多いです。

求人は「引く手数多」と聞きましたが

DSC_1816

二宮さん 全員が希望進路を提出し、それを見た企業から求人票が届きます。全員10枚以上、多い人で40~50枚の求人票が来ていました。その中で、自分は前職でもある家業の鍵屋に近い防犯カメラ工事を行う当社に興味を持ちました。

渡邊さん 入学前の勤め先は通信機器の設定と出荷を請け負う会社でしたが、これらが実際に稼働するまで見届けたくて、ポリテクセンターで工事を学ぼうと思いました。そしていただいた求人票の中から、前職の経験が活かせそうなAV機器の施工会社に入りました。しかしながら、その会社は施工管理が中心であり、実際の施工は主に協力会社が行います。そこで、手を動かせる職場を探して二宮さんに相談しました。

二宮さんは渡邊さんに当社をどのように紹介したのですか?

二宮さん 入社してから機械警備、入退室管理、屋内電気配線、防犯カメラと新築の大型案件が続き、色々な現場を経験できました。相談されたときは丁度電気幹線工事が佳境で、会社自体が大型分電盤や配線ラックなど「ガッツリ系」強電工事という新たな工種に取り組む最中とのことでしたが、新人の自分は補助作業しかできず戦力になっていないことを思い知らされました。また、工期的にも前工程(内装)と後工程(弱電:当社がこれまで行ってきた工事)の板挟みで早出残業が続き、精神的にも肉体的に厳しかったですが、一方で日々勉強していることを実感し、充実していました。

それを聞いて、それでも当社に入社を決めたのは?

渡邊さん 前職では自分自身が未経験の作業を協力会社にお願いすることに引け目を感じていました。そして手に職を付けるためには、やはりどこかでガッツリ修行が必要なんだな、と思いました。自分がそれに耐えられるか不安ではありましたが、ポリテク同期の二宮さんがやっているなら、何とかなるだろうと。

工事屋は、就職先としてやはり不人気でしょうか?

二宮さん 正直、お薦めはされませんでした(笑)。一番の原因は、やはり時間が不規則なイメージがあるからだと思います。インターネット掲示板などの評判でも定時で帰れる「設備管理推し」が多いですね。でも的外れな内容も多く、工事屋の経験がない人が書いている感じがします。個人的には家業の鍵屋も同じだったので気にしていませんでしたが、最近は残業も月10時間程度で収まっているので、言われるほどではないと思います。働き方改革は自分次第です。

改めて、働く場としての当社について、評価をお願いします

二宮さん 長所としては、現場ではいわゆる「手元」として片付けなど下働きだけやらされるのではなく、現場でしっかり作業を教えてもらえることで、知識と技能が一致して成長を感じられます。短所としては、現場や職長によって内容ややり方が統一されていないことでしょうか。現場がすべて違うのである程度仕方がないとは思いますが、元々機械警備工事専業だったとのことで、新たな工事に対して試行錯誤中の職長(現場責任者)に判断を頼ってしまうこともあると思います。

会社として反省すべき点ですね

渡邊さん 前職の勤務経験は1年弱で余裕がありませんでしたが、先輩は常に他の現場を気にしていました。施工管理が中心だったからかもしれませんが。

二宮さん 入社前の内定期間中にマネジメントゲーム研修に参加しましたが、現場とは違う先輩社員の雰囲気を知ることができて助かりました。もちろんゲーム自体も面白かったです。今度はネットワーク工程管理研修を行うとのことで、みんなが協力しやすい体制ができればいいなと思います。

今後の目標はありますか?

DSC_1788

二宮さん 入社時の希望とは異なりますが、高圧設備など「ガッツリ系」強電工事を極めたいです。最近第一種電気工事士試験に学科合格した(12月に技能試験)ので、勉強した内容と資格を現場で活かしたいです。穴掘り(建柱、埋設配管)などの屋外作業も「お金をもらって筋トレしている」と思うと、得した気になり楽しくなります。もちろん、本職土木屋ではないので毎日穴を掘るわけではありませんし(笑)。

 また、これとは別に、代表の宮下さんからは以前あった「アルバイト作業マニュアル」の新人向けへの作り替えを指示されていますが、せっかくなので動画で作ろうと思っています。

渡邊さん まずは今与えられている仕事を着実に身に付けて行きたいです、現在の仕事は無線通信工事の事前調査や報告資料作成業務が中心ですが、前職での経験が多少は役立っています。今後は、ポリテクセンターで習った内容も使いたいと思います。現在元請からはExcelでの図面作成を求められていますが、CADによる効率化なども提案していければと思います。また、自分も覚悟して入社したので、ガッツリ現場も味わいたいです。最近体重増加気味なので、早くダイエット作業をしたいです(笑)。

最後に、当社に入社を検討される方にメッセージを

二宮さん 電気工事士として働くイメージは、入社時に確認した方がよいと思います。例えば、家電量販店で依頼するエアコン取付などの定型作業と「職人=現場での創意工夫と提案」とでは、仕事内容が全く異なります。当社では「見守りサービス」のような前者的な工事もあるので、一通り経験してやりたいことを見つけていけばよいと思います。皆さんが入社する頃には動画マニュアルもできているかな?(笑)。

渡邊さん 先日、前職の先輩と早速現場で鉢合わせになりましたが、楽しく作業ができているという良い報告ができました。やりたいこと、やりたくないことがはっきり伝えられれば、会社は真剣に考えてくれますよ。

ありがとうございました
PAGETOP
Copyright © 綜合電設 All Rights Reserved.