3月は建設業に限らず年度末の最繁忙期ですね。特に下請設備工事屋は、建設現場でも出番が最後となるため、前工程の遅れと工期死守の狭間で突貫工事になりがちです。というわけで私も先週今週は現場三昧。とはいっても、四半世紀前の学生バイト時代より手が動かず、悲しい&申し訳ない限りです。
 そんな中、父の四十九日が過ぎて初のお彼岸を迎えました。お葬式をお願いした浄土真宗本願寺派 専称山 西岸寺の副住職をお迎えし、自宅(当社本店)で彼岸の法要をお願いしました。話の中で、副住職も40代で仏門に入られたとのことで、葬式の際は詳しい話を聞けませんでしたが、奥様のご実家に入られたそうで、ここでも事業承継は大きな課題になっているようです。

 当日は自宅での法要のみで墓参りには行きませんでしたが、墓地のある千葉市営平和公園は資材倉庫そばにあり、本日改めてお参りしてきました。すると、父の眠る区画のそばに、こんなものが立っていました。

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平和公園監視カメラ


そう、防犯カメラです! 実は、このカメラ設置については昨年11月に千葉市の入札があり、当社も指名をいただきました。父の死後3か月、場所は父の墓前、これは正に創業者である父のお導き!落札しなければ罰が当たる!! と気合を入れ、カメラメーカー様、弊社担当氏とともに入念に仕様を検討して臨みました。

 そしていざ入札。すると、当社最大のお得意先ALSOK担当氏の姿が!? 今回は小規模案件で入札も「千葉市マイナーリーグ」であると思い込んでいたので私もびっくりしましたが、先方も下請工事業者と公共入札で初顔合わせというシチュエーションに驚いていました。それに加えて、「綜合警備保障株式会社」「有限会社綜合電設」と続けて出席確認される名前に出席各社もざわついていました。そして開札。落札者はALSOK様、当社残念ながら次点でした。

 父の眠る墓の見守りは、父が40年お世話になったALSOK様にお願いすることとなりました。普段ALSOK様とはカメラ工事の受委託関係にありますが、今後引き続きの協力関係と、今回のお互いの健闘を讃え合いつつ、3月の繁忙期を乗り切っています。