母校の電話工事は順調に進んでいますが、タイミングを同じくして千葉県国際総合水泳場様からカメラの更新を依頼されました。
 同プールは、鈴木大地現スポーツ庁長官の1988年ソウルオリンピック100m背泳優勝を記念して1996年に開業されました。私が大学を卒業した後であり、私自身が選手として本プールで泳ぐ機会はありませんでしたが、水球の審判員として幾度となくプールサイドに立ちました。2012年ロンドンオリンピックアジア予選会場もここで行われ、競技役員として30秒(攻撃時間)タイマーを動かしながらポセイドンジャパン(水球日本代表)の熱戦を応援していました。また、夏季は22時半まで営業しているため、都内勤務時代は仕事帰りに途中下車して一泳ぎしていました。言わば私の「ホームプール」です。
 

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千葉県国際総合水泳場競技役員入口


 というわけで開業から早20余年、そろそろ設備は傷みが目立つお年頃です。特に温水プールはお湯や消毒用塩素などにより主要設備の金属腐食が進みやすく、定期的な大規模改修が必要です。私も不動産投資ファンド勤務時代の運用物件プール付きホテルを担当し、予期せぬ出費に頭を悩ませたことがあります。一方、防犯カメラは一般的に建物用途の機能に直接支障をきたさないことから、修理も後回しにされるケースもあります。そのような中、今回はまず1台の更新となりました。
 工事自体はいつものカメラ工事、入口からプールに沿って競技役員室を通過して警備室までの通線ですが、長水路(50mプール)はやはり長い!
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天井裏通線工事


 設置は程なく終了。
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新しいカメラ

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モニタも更新


 なお、本プールはほぼ毎週末何らかの大会が行われており、早速「初戦」が行われました。
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短水路大会


カメラも入口で働いています。
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防犯カメラ作動中


私も実家を継いでから長らく競技役員からご無沙汰でしたが、これからは「事業承継」以外に自分の時間を作っていこうと思います。