3月に我孫子電設共同組合様で行った講演録が、主催した千葉県中小企業団体中央会様の「中小企業ちば11月号」に掲載されました。
同業の後継者同士の講演ということもあり、私の生い立ちから中小企業大学校経営後継者コースの様子など、かなりあけすけに書いていますが、読み返すと家業を承継するのにいろいろ葛藤があったことが鮮明に思い出されます。当時は事業承継について話す人全員から心配、忠告、反対されましたが、確かに、冷静に考えると畑違いの零細家業を継ぐために専門を捨てるのはもったいなかったかな、と自分でも思います。一方で、年老いた両親や「叔父貴分」のベテラン職人さんの面倒をみるのは「自分しかいない」と、損得ではないところで動いていた気もします。
これまで「転んでもただでは起きない」つもりで転職してきましたが、今回は一番派手に転びました。ただし、起き方もこれまでで一番自由! 「職業=親父の息子」で終わり後悔しないようにどう立ち上がろうか。現在準備運動中です。