2025年11月は4週連続で同窓会がありました。ここまで集中することは珍しく、それぞれ振り返りたいと思います。

11月1日 千葉市立大宮小学校

 実家&当社がある千葉市若葉区大宮台は、60年前に開発された千葉市最古の戸建て住宅団地。第一世代は私の親よりさらに上で人口構成比は80代以上が25%という、千葉市で最も高齢化が進む地区(自治会総会資料)とのこと。千葉駅までバスで30分というアクセス性は、現代の通勤にはやはり不向きです。私の高校時代に開通し、増減を繰り返しながら運行を継続していた鎌取駅行のバスも昨年廃止されました。団地の小学校区は2つに分かれていましたが、数年前に統合されました。
 同級生は3クラス計111名、今も地元に住んでいるのはその内10人ほどでしょうか。現在の最大勢力は鎌取駅の反対側にURが開発されたおゆみ野団地住民のようです。当時の大宮台と同じく新興住宅地として同世代の子どもが多いようで、親トークも弾みます。JR外房線、京成千原線が通り東急勤務当時の多摩田園都市を連想させる雰囲気ですが、都市計画を専攻した立場としては、新規開発より大宮台のような既存住宅地の再整備も顧みて欲しいという気もします。大学入学を機に一度は千葉を離れた身として偉そうなことは言えませんが。

大宮台ってどんな所?2024inageimageより

2024inageimageより


 同窓会は昨年も卒業40周年が開催されましたが、その勢いで2年連続となりました。それでも20数名が集まり、さらにクラス担任3名のうち佐野先生、白井先生が出席されました。当時お二方とも20代で、しかも実は同期とのことで、先生同士も懐かしそうです。小学生から見たら立派な大人でしたが、その若さで学級運営の責任者として40人近くの子供たちをまとめ、通知表を介して個別に評価し、それを親御さんに伝えていたことに、改めて驚かされます。小学4年の担任だった佐野先生は音大卒で、初任校での音楽専任から本校で初めて全教科を一人で教えることになった苦労を語られていました。千葉市合唱コンクールにも「4年2組」として参加し、運動会の鼓笛隊では当時のアイドルソングをリコーダーで演奏する等音楽もガッツリ教わりましたが、個人的には毎日B5用紙に作文を書いて提出していたことが思い出されます。最初は全く鉛筆が動きませんでしたが、やがて好きなだけ文書をつなげられるようになり、書くこと自体が楽しくなりました。当社を承継してから本ブログが10年続けられたのも、佐野先生のおかげです。
何気に嬉しかった「漢字チャンピオン」

何気に嬉しかった「漢字チャンピオン」


 なお、同窓会の幹事は実家が隣の幼なじみ。同じ小学1年の秋に一か月違いで転入し、親が建設事業主という境遇も同じ。4人姉弟の長姉で、同い年ながら私もたまに弟扱い?です。実家では「賢ちゃん」外では「宮下」との呼び分けされ、これに対し私は家では「姉さん」学校では「同窓会幹事長!」の敬称で応えます。これまでの小学校に加えて中学1年のクラス会も取りまとめ、さらに中学テニス部の同窓会も続けて開催とのことで、その企画力、動員力、そして同窓生の消息調査力は、事業主としても見習わせていただきます。

つづく