年度末の最繁忙期が終わりました。
今年度はALSOK工事年度末進行に加え、県立千葉高校構内交換設備改修工事もありましたが、近所でPDCEも設置していました。
八街市のドッグリゾート「小谷流の里ドギーズアイランド」様が4月20日にグランドオープンしますが、その本館(宿泊棟)屋上にPDCEの設置をお手伝いさせていただきました。
小谷流の里ドギーズアイランド様は、総敷地面積約100万m²。都心から気軽にアクセスできる里山で、「第2のふる里づくり」をテーマにした「小谷流(こやる)の里プロジェクト」の中心施設です。里山の木々に包まれた広大な総天然芝のドッグランや、四季折々の自然を満喫できる1.2kmの散策路など、天然の湧き水を使った水遊びも、シェフ手作りの食事も、すべてが愛犬と時間を共有できる、日本最大級の複合型リゾートです。
工事は10月から開始しました。避雷針工事はまず接地極から。PDCEは「落雷を抑える」効能がありますが、本体(受雷部)以外の仕組は通常避雷設備と同じです。そのため、建物建設の初期からお邪魔します。
屋根工事が完了したところでをPDCE設置。傾斜屋根への設置はあまりないのですが、新築なので足場もあり、安全第一で作業が進められました。
ところで、避雷設備の設置については、建築基準法で高さ20m以上の建物に義務付けられていますが、今回はこれに基づかない自主設置です。PDCE-magnumは、統計上設置高さの5倍の半径範囲内に対する落雷抑制に有効であることが認められており、ドッグランを十分にカバーしています。このように、ドギーズアイランド様は屋外アクティビティにおける安全安心も提供されています。
最後に、避雷設備の接地抵抗検査を行い設置函に記録を記載して工事完了。微力ながら当社もお役に立つことができました。
工事完了日は早くも桜が満開。都心近郊の里山リゾートにお客様も多くいらっしゃっていました。次回、工事担当者はドッグオーナーとして、私は商業施設専門家のSC経営士として、立場を変えてお邪魔したいと思います。