「お知らせ」のとおり、昨年11月の工事担任者試験合格者の登録手続が完了し、有資格者が増えました。

この資格はネットワークに接続する通信工事のための資格で、AI種とDD種に分かれます。AI種は、アナログ&ISDNが対象で、「電話番号を持つ」機器が該当するイメージでしょうか。一方、DD種はデジタル回線が対象で、インターネットやIP等の「アドレスを持つもの」が対象です。さらに、両種とも大規模な方から1種から3種までに細分化れ、AI1種とDD1種の両方を有するとAI・DD総合種となります。なお、外部接続されない通信機器は、他人様(公衆回線)に影響を与えないためか本資格の対象外となっています。元々は電電公社の社内資格で、民営化、自由化されて、工事についても門戸が開放されたようです。

私も、遅れ馳せながらAI・DD総合種に合格、登録しました。現在は突発的に人手が足りない時に補助で現場に入る程度ですが、やはり工事屋に入社したからには必要かと。何より当社従業員にけしかけている以上「お前はどうなんだ?」とツッコまれたときに、持ってないと恰好がつきません。このような感じで異動や転職の度に業務資格を取っていたら、いつの間にか増え続け資格マニアのようになってしまいました。その他、代表者プロフィールに記載していませんが、鉄道会社での新人研修でガソリンスタンドに半年勤務した際に取得した危険物取扱者(乙種4類)などもあります。

ちなみに、前年私は工事担任者試験に「あと1問」で落ちました。自己採点ミスで「ギリギリ合格」と思っていたので、結構ショックでしたが、合格の秘訣は「受かるまで受ける!」 他の不合格者に対しこのメッセージを体当たりで伝えるため2度目の挑戦。晴れて合格となりました。