当社就業規則の改定をお願いしたつまこい法律事務所様のホームページに、「推薦の言葉」として当社事例を掲載いただきました。

 「医者と弁護士はかかる前に仲良くしておけ」と言われますが、実際に弁護士にお世話になる機会は少ないと思います。その点、私の不動産投資ファンド運用会社勤務時代は、作成した契約書はすべて弁護士の精査(リーガルチェック)を受けており、「赤ペン先生」のように身近な存在でした。彼らは法廷に立つ訳ではありませんが、「てにをは」一つで紛争を未然に防ぎ顧客たる投資家の権利を守る、これも弁護士のお仕事です。このように、医者に内科、外科等の専門があるように弁護士もさまざまな専門分野がありますが、一方で、かかりつけ医と同様に、地元の弁護士は家事、民事等よろず受け付けてくれます。
 その中で、今回当社を事例として掲載された佐久間大輔弁護士は、労務関係の専門家です。サラリーマン時代からお付合いがありましたが、佐久間弁護士の独立と私の事業承継が同時期で、かつ年代が近いこともあり、職人気質の父から引き継いだ当社の労務面について相談に乗ってもらいました。

 なお、その時の費用は職場意識改善助成金を利用しました。私が社内で行う改革に対しては、何かと助成制度が整っており助かります。助成金の利用は色々手続きが煩雑ですが、中小企業診断士としての経験が役立っています。なお、中小企業診断士たる自分への委託費は助成されません。